みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
先週までお店の入り口の風除室に飾ってあった生け花があります。
雲竜柳(うんりゅうやなぎ)とオレンジ色の唐辛子です。
僕は、この雲竜柳が結構好きです!
生け花というより、フラワーアレンジメントと言った方がいいかもしれない気もします。
シャレたレストランに飾ってあるような印象です。(笑)
生け花に動きが出て、豪華な感じがします。
こういったものは、生け花の世界では「枝もの」と言うそうです。
実のついたものは「実もの」と言うそうですが、花は「花」だそうです。
そんな「枝もの」の雲竜柳はヤナギ科ヤナギ属の落葉高木で、原産は中国です。
高さは20mにもなるそうです!
めちゃくちゃデカイ!!
思いっきりアジア産ですが、洋風な印象も受けます。
雲竜という名前は、竜が雲に乗って昇天する様を意味します。
というのは、このヤナギの幹、枝、葉のいずれもが「ねじれる」性質をもつからです。
それゆえ、独特の雰囲気をかもし出すことから、中国では「雲竜柳」あるいは「九曲柳」と呼んで寺院などの庭によくあるそうです。
また、生花としてだけでなく、ドライにして長く楽しむことも出来るようです。
この雲竜柳をガラス器に差すだけで、ちょっとオシャレな雰囲気になりますよ!