高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

Read Article

久しぶりに「ローストビーフ」を焼きました。

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

先日、久しぶりに「ローストビーフ」を焼きました。

 

ランチ前にローストビーフを焼いている店内は、めちゃくちゃいい匂いでした!

 

スタッフ「K」も

 

「お肉の焼けるいい匂いがする」

 

と焼いている途中のお肉を覗きにきました。(笑)

 

お肉と香味野菜が焼ける匂いは、なんともいい香りで、みなさんにも伝えたいくらいです。(笑)

 

「ローストビーフ」と言えば、イギリスを代表する伝統料理ですね。

 

残念ながら、僕はイギリスに行ったことはありません。

 

なので、本場のローストビーフも食べたことがありませんが・・・

 

そのローストビーフの起源はかなり古くになります。

 

確かに肉の塊を焼くということは古くからありそうですからね。

 

イギリスに駐留していた古代ローマ軍が、 牛肉を塊のまま焚き火で焼いて食べたことが始まりだと伝えられています。

 

また、かつてイギリス貴族の間では、日曜日に牛一頭を丸ごとさばいてローストビーフを作る「サンデーロースト」という習慣があったそうです。

 

しかし、牛一頭となると一日では食べきれないため、平日もローストビーフを食べ続けるということになってしまいます。

 

このため一週間のほとんどのメニューがローストビーフという、大変なことになってしまいます・・・

 

この習慣が、イギリスでローストビーフ以外の料理が発展しなかった原因とされています。

 

そして日本にローストビーフが登場したのは江戸時代のことです。

 

1867年(慶応3年)、15代将軍徳川慶喜が、アメリカ、イギリス、フランス、オランダの大使を招いた晩餐会で振る舞った料理の中にローストビーフがあったと記録されているそうです。

 

しかしながら日本人が肉を好んで食べるようになったのは明治以降のことなので、それより前にこんな風にローストビーフだ提供されたのは、スゴいことですね。

 

明治40年(1907年)に発行された「年中総菜料理」でローストビーフの調理法が紹介されています。

 

ということは、この頃にはお肉が一般的にも食べられていたことがわかりますね。

 

ローストビーフは前日に香味野菜でマリネしています。

 

ゆっくり火を通していくので、焼くのにも時間がかかります。

 

手間と時間がかかりますね。

 

そのためステーキとは違った美味しさがありますね。

 

ちなみに今回は「アンガス牛のサーロイン」を使いました。

 

 

 

 

Return Top