高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

Read Article

花見にはまだ少し早かったです。(大狸の秘密)

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

桜の開花宣言が出て間もないので少し早いとは思いましたが、週末の天気も気になるので、近くの大山公園(大山緑地)に桜を見に行ってみました。

 

やはり、花見には少し早かったようです。

 

2〜3部咲き程度といったところでしょうか。

 

ほとんどが「つぼみ」で、中には咲いている木もあるような感じでした。

 

大山公園では「大山千本桜ライトアップ」が2024年3月23日(土)から4月7日(日)まで開催(18時〜21時)されています。

 

今年は開花が少し遅くなったので、最終日が7日(日)というのも惜しい気もしますね。

 

ちょうどその頃に満開を迎えると思います。

 

この大山公園といえば「大狸」というくらい有名な「大きなタヌキの焼き物」があります。

 

また「タヌキの焼き物」と言えば、「徳利」と「通帳」を持って立っているのを、お店の入り口などで目にすることが多いですね。

 

この「タヌキの焼き物」は信楽焼で有名な滋賀県信楽町の名産です。

 

招き猫とともに商売繁盛の縁起物として扱われていますね。

 

タヌキの被っている「笠」は「災難を避ける」、「徳利」は「人徳」、「通い帳」は「信用第一」という意味があります。

 

実はこのタヌキを作ったのは「藤原鉄造」という人なんです。

 

1876年(明治9年)生まれで、58歳から89歳で亡くなるまで、信楽で陶芸をしていました。

 

そして、この「タヌキの焼き物」が制作されたのは、彼が信楽に移り住んだ直後の1935年(昭和10年)頃とされています。

 

この「タヌキ焼き物」が全国に広がったのは、1951年(昭和26年)、昭和天皇が旧信楽町を行幸した際に、旗を持った大小のタヌキが路上に並べられていた様子を歌に詠んだことからだったんです。

 

大山公園の「大狸」は本当に大きいですが、高台にひっそりと立っていますよ。

 

 

 

Return Top