みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
しその実って家庭ではあまり使わないですよね・・・
よく目にするのは、刺身のあしらいに付いている程度ですかねえ・・・
後は佃煮などかなあ・・・
紫蘇は花が咲いた後に実が付きます。
これがしその実と呼ばれるものです。
「穂紫蘇(ほしそ)」とも呼ばれ、香りがよくカルシウムやビタミンA、鉄分などの栄養価が含まれています。
食べ方は、花穂の天ぷらや佃煮などが一般的で人気ですね。
また、塩漬けや醤油漬けにすると長期保存が出来ます。
夏を過ぎると、しそは花を付けます。
この花が咲き始めのものが、刺身のあしらいとして使われます。
この頃は茎がまだ柔らかいので、生で食べることが出来ます。
中でも天ぷらにすると美味しいのでおすすめです。
花が咲き終えると、茎の部分は少しずつ固くなって伸びていきます。
その後、穂紫蘇(ほしそ)とよばれる「しその実」の時期のなります。
しその実の収穫時期は、9月中旬から下旬、地域によっては10月中旬頃です。
僕が産直で買ったのは、10月の下旬でした。
今年は暖かいので、こうした時期も少しずれているのかもしれません。
しその実の醍醐味は、そのプチプチ感にあるといっても過言ではありません。
収穫が早過ぎると実のプチプチ感が足らず、逆に収穫が遅すぎると実が茶色になって硬くなってしまい、口の中に残ってしまいます。
収穫のタイミングが大事なようです。
今回は、しその実の佃煮を作りました。
しその実は手で茎から簡単に削ぎ取ることが出来ます。
お湯にサッと通してから水を切り、しその実に砂糖、醤油、みりん、酒を入れて煮詰めて出来上がりです。
簡単ですよ!
プチプチ感が良く、しその香りが美味しい佃煮が出来ました。
佃煮と言うか、ふりかけのようでもありましたね。
今年はたぶん、もう時期は終わりましたので、来年試してみてくださいね。