みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
パスタ売り場をみていたら、ふと気づいたことがあります。
「マ・マースパゲティ」
日清製粉さんのスパゲティは「ママー」ではなく「マ・マー」ということです・・・
それほど気にしていませんでしたが、
「ママーじゃなくて、マ・マーなんだ?・・・お母さんのママじゃないの?・・・イタリア語でもなさそうだし・・・」
実はこれは、「ママー」という名前が先に登録商標されていたからなんだそうです。
なので、「マ・マー」は母親という意味を持たせた造語になります。
母親のように食卓の主役になっていくように、また、その存在が家庭の主婦や子供に親しまれたいという願いが込められているそうです。
同じように登録商標に関することでいうと、「万歩計」ですが、実はこれは山佐時計計器という会社の登録商標なんです。
ゆえに、一般名称は「歩数計」になります。
でも「万歩計」と言いますし、その方がわかりやすいですよね・・・
「絆創膏」を「バンドエイド」、「宅配便」を「宅急便」と言ってしまうのにも似ていますね。
ちなみにジブリ映画の「魔女の宅急便」は、「宅急便」がヤマト運輸の登録商標だったため、もめたそうですが、最終的にはヤマト運輸がスポンサーになることで解決したそうです。
また、「信州味噌」と言う商品名は、長野県味噌協同組合によって登録商標とされています。
信州で造った味噌でも「信州味噌」と名乗ってはいけないため「信州の味噌」となっているそうですよ。
「アーモンドチョコレート」というのは、なんと!「江崎グリコ」の登録商標なんです!!
一般名詞は「アーモンド入りチョコレート」となるそうです。
普通に「アーモンドチョコレート」としか言わないが・・・
こうした名称に関しては、たくさんありますよね!