みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
見事に色付いたもみじやイチョウも、もう終わりに近づいていますね。
そんなもみじを見るのではなく、食べることが名物になっているのが、大阪府箕面(みのお)市の「もみじの天ぷら」です。
箕面は古来より箕面の滝を中心に修験道場として発展した、国内で最も古い修行地のひとつなんです。
そんな箕面の「もみじの天ぷら」の起源は、なんと1300年前にさかのぼります。
箕面山を修験道場として開いた役行者(えんのぎょうじゃ)が、滝に映えるもみじの美しさを称え、灯明の油(菜種油)でもみじを揚げ、箕面山を訪れる旅人に振る舞ったのが「もみじの天ぷら」の始まりとされています。
そんなもみじの葉にはポリフェノールやβーカロテン、ルテインが豊富に含まれていて、抗メタボリックシンドロームやアンチエイジングに効果があるとわかっているそうです。
ただ、色付いたもみじをそのまま揚げてもダメですよ。
1年以上樽で塩付けしてるんですよ!