みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
お正月に付きものなのが「お餅」です。
みなさんは食べましたか?
今では一年中いつでも食べられますが、やはり「お餅」=「お正月」というイメージはありますね。
やはりお雑煮を食べるからでしょうね。
まずはその「もち」という名前に付いて。
由来については諸説ありますが、そのひとつに満月を意味する「望月(もちづき)」からきているというものがあります。
また丸いお餅は、太陽や月を尊崇していたことから丸いものは縁起がいいとされ、その形のように丸い形は、
「物事を円満に」
という縁起担ぎで祝の席やお祭りで、いまでも多く目にしますね。
鏡餅はその象徴のようなものですね。
縁起の良い丸いお餅を「かさねがさね」二つ重ねることで、
「円満に年を重ねる」
という意味が込められているそうです。
現在は全国各地に色々な地方の出身者の方がいますから、だんだんとその傾向も薄れてきているかもしれませんが、大きく分けると、
「西は丸餅、東は角餅」
ですね。
もともとは丸餅だったものが、戦の多かった時代にのしもちを食べて、
「相手をのしてしまおう!」
というゲン担ぎや、人口の多いところでは一つ一つ丸めるより、早くたくさん作ることができる角餅が普及して「角餅文化」が誕生したという説もあります。
家は「丸い餅」も「四角い餅」も作っていましたよ。
みなさんのところではどうでしょうか?
餅つきの時は、こんな風に釜に薪を焚いて、もち米を蒸してました。