みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「あさげ」「ひるげ」「ゆうげ」
ご存知、永谷園のインスタント味噌汁です。
色々なインスタント味噌汁がある中で、やはりその知名度は高いですね。
定番中の定番です。
寒い日の食事時、
「何か温かいものが食べたいな」
と思った時に、手軽に食べられるのが便利ですね。
先日、久しぶりにこのインスタント味噌汁を食べました。
「おいしい」
さすがですね。
あさげは「合わせみそ」、ひるげは「赤みそ」、ゆうげは「白みそ」です。
ご存知でしょうか?
しかしながら、なぜ朝は「合わせ」、昼は「赤」、夜は「白」なのか・・・?
特に「朝」「昼」「夜」は関係なく、ただ単に味噌を区別するために「朝」「昼」「夜」という名を借りただけなのか・・・?
愛知県では1日通して「ひるげ」の赤みそでいいですが、どうやら他の地域では「ひるげ」はあまり人気がないようです・・・(汗)
でも、和食屋さんなんかに行くと、最後のご飯とともに「赤出し」が出てくることが多いですね。
ホテルの天ぷらや和食さんも、やはり「赤出し」でした。
ところで、僕はこのネーミングに疑問を持っていました。
「「あさげ」「ひるげ」「ゆうげ」の「げ」とは何か?」
ということです。
もしかするとご存知の方かもいらっしゃるかもしれませんね。
実はこの質問は多くの方が疑問に思っていたことのようで、永谷園さんの「よくいただくご質問Q&A」に答えはありました!!
それのよると、
あさげの「げ」は餉と書きます。「食べ物、食事」を意味する言葉です。
「あさげ」は朝食、「ひるげ」は昼食、「ゆうげ」は夕食という意味になります。
とあります。
「げ」というのは「食べ物」や「食事」を意味する言葉だったんですね。
ちなみに「ゲゲゲの鬼太郎」の「ゲゲゲ」とは、それ自体に深い意味はなく、作者の水木しげるが、小さい頃に自分の名前を「しげる」とうまく言えずに「ゲゲる」と言っていたことから「ゲゲ」があだ名となったことに由来するそうです。