みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「脳に良い」「頭が良くなる」
などとされていることは、実は科学的には何も証明もされていないことがたくさんあるようです。
信じていたことが・・・
そう思うこともあるかもしれません・・・
そんなことをいくつか紹介していきたいと思います。
・DHAで頭が良くなるといわれているが・・・
昔から日本人のタンパク質の源は魚でした。
中でも青魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)という、体に必須の脂肪酸があります。
そのDHAを多く摂っている日本人は頭が良い、といわれています。
一時期、どこもかしこも「DHA」みたいに持てはやされていたこともありましたね。
今でもよく聞く言葉ではあります。
これについては、DHAは体に良いことは確かだが、食べたからといって急に記憶力が上がるわけではないそうです。
ひとつの食べ物、サプリを取り上げて、それが本当に何かに効くというのを科学的に証明することはほとんど不可能に近いそうです。
・納豆は記憶力を高めるという評価もあるが・・・
魚と同じく日本人に古くから食べらている納豆も、脳に良い食べ物という評価をされることがあります。
これもどうやら怪しいようです・・・
納豆も確かに体には良い食べ物です。
日本の中でも主に北海道、東北、北関東は比較的多く納豆を食べます。
しかしながら、関西地方以西や沖縄などは、全く納豆を食べないこともあります。
ところが、平均寿命は西日本が高く、特に沖縄は昔から長寿で有名でもあります。
北関東から東北地方では、平均寿命が低い傾向にあります。
つまり科学的に統計を取ると、
「納豆を食べれば食べるほど早死にする」
みたいなことになってしまいます。
しかしながら、納豆は健康維持に適した食べ物であることは知られています。
こんなジレンマも生じてしまいます。
そんなことからも、ひとつの食べ物が「科学的にこれは体に良い」とか「記憶力に良い」とか結論づけるのはほとんど不可能に近いそうです。
どの食べ物も、たしかに身体には良いことは確かなようですが、記憶力が良くなるかは不確かなようですね。
しかし、「信じるものは救われる」ではありませんが、信じていれば効果はあるのかもしれないと思ったりします。
昔、芸能人が
「ケーキを食べて痩せた」「キャベツを食べて痩せた」
みたいな話を聞いたことがありますが、「これを食べていたら効果がある」と信じていたからなのかなあ・・・とも思ったりしますが、これもまた科学的に証拠はありませんが・・・