みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
2月5日、東京都品川区が発表した、ある方針が話題になっています。
「区立の小中学校で提供する給食の野菜をすべて有機野菜にする」
と発表しました。
いわゆる「オーガニック野菜」を使用するということです。
品川区はすでに2023年春から区立の小中学校の給食を無償化しています。
もちろん、オーガニック野菜を使用しても、無償での給食提供は続けるということです。
2023年に給食が無償化されて以降、
「給食の質が落ちた」「おいしい給食が食べたい」
との声がアンケートで上がっていたそうです。
そこで、区内の小中学校に通う学生や保護者の声を受け、
「安心安全な給食の提供」「給食の質の向上」
などのため、オーガニック野菜の導入が決まったそうです。
これについて世間では色々言われています。
「野菜をオーガニックにすることで本当に質が上がるのか?」「税金を子供たちのために使うのは納得だけど、オーガニックは筆意ウなのか?」「オーガニックにするより量を増やして欲しい」
などなど、色々な声が上がっています。
導入は10月からになります。
確かに色々な声が上がるのはわかります。
化学的に合成された肥料や農薬を使用せずに作られるため、害虫や寄生虫が混入するリスクが高いことや、収穫量も少ないことなどから毎日数百人分を安定供給するのには不向きとも言われています。
またコストの問題もあります。
予算が同じならば、割高なオーガニック野菜を使用することで量は減ります。
今までと同じ量にしようと思えば、一食あたりの単価は上がります。
僕自身も「オーガニック」とつくだけで崇拝されるような扱いはどうかと思うところもあります。
しかしながら、品川区民ならわかりますが、部外者があれこれいうのもどうかとも思います。
品川区で決まったことなら仕方ないと思います。
もしかすると、これがきっかけで給食の色々な改善が全国でなされてくるかもしれません。
その点で高浜市は各小中学校で給食が作られています。
オーガニックでもなければ、効率も悪いかもしれません。
しかしながら、こんな贅沢なことはありません。
僕自身は小中学校の給食は「いつもおいしいなあ」と思っていました。
中学校の時は給食室の上の教室だったことがありました。
3時間目辺りになると、いつも良い匂いが・・・
これも高浜市ならではですね!
是非おいしいオーガニック野菜の給食を作って欲しいですね。