高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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「金太郎デコ」をいただきました。

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

毎年、佐賀県の知り合いから届く物があります。

 

「金太郎デコ」

 

というデコポンです。

 

すっごくジューシーで、甘味も強く、めちゃくちゃ美味しいです!

 

この金太郎デコが届くと、「春だなあ」と思ったりします。

 

ちょうど桜の花の咲く時期に届くので、この時期の楽しみとなっています。

 

いつもありがとうございます。

 

今では有名な「デコポン」ですが、実は色々と基準をクリアしないと、この名前は使えないです。

 

デコポンは「清見(きよみ)」と「ポンカン」を掛け合わせてできた「不知火(しらぬい)」という柑橘のブランド名です。

 

その形は一目見てわかるフォルムですね。

 

ヘタの部分がぽっこりと盛り上がっている形をしていますね。

 

「デコのある清見ポンカン」→「デコポン」

 

と名付けられたそうです。

 

果実はミカンやポンカンよりも大きく200〜300グラム程度になります。

 

不知火の中でも糖度13度以上、酸度1.0%以下という基準をクリアしたものだけがデコポンとして出荷されます。

 

そして、デコポンの商標は熊本県果実農業共同組合連合会が所有しており、日園連という団体の傘下の農業団体(JA)に限り使用することができます。

 

熊本県に限らず、他県産でもここに加盟していて基準を満たせばデコポンとして出荷可能なんです。

 

なので、生産者によっては品質の高いものでも不知火や独自ブランド名で出荷しているケースもあります。

 

2021年のデータになりますが、生産量日本一は熊本県です。

 

全国の生産量の約30%を占めています。

 

続いて愛媛県が約20%、和歌山県が約10%と続いています。

 

これから最盛期になります。

 

皮の「ハリ」と「ツヤ」が良い物を選んでください。

 

また、皮は固いよりもある程度柔らかい方が甘いようです。

 

みなさんも是非おいしいデコポンを食べてみてくださいね。

 

 

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