みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「ホタルイカ」が魚屋さんの店頭に並び始めました。
生のものもありますが、ボイルしたものが多いですね。
また、ボイルしてあった方が手間いらずで食べられるので楽チンです。
ボイルしたものをそのまま、しょうゆ、ポン酢、酢みそなどで食べるのが美味しいですね。
また、軽くガーリック炒めにしたり、パスタの具しても美味しいですね。
少し面倒ですが、目玉とくちばしを取り除くと、口に残ることもなく、より美味しく食べられます。
最近の流行りで言うと、アヒージョの具としてもいいですね。
少し日の経ってしまったものは、佃煮のようにするといいと思います。
ホタルイカは兵庫県から北陸、福井、富山湾にかけて水揚げされます。
その中でも富山湾で獲れるものが大きく、品質も良いとされています。
一方、お値打ちなのは兵庫県で水揚げされたものです。
確かに富山産と比べると、少し小ぶりになります。
その品質もありますが、これらは漁の仕方の違いもあるようです。
兵庫県は地引き網で一度にたくさんとれますが、富山県では定置網で行われるため、漁獲量に差が出てくるんです。
これが値段の差に大きく影響しているそうです。
そして、ホタルイカはその名の通り光ります!
これは富山湾の春の風物詩となっています。
ホタルイカは春が産卵期になります。
産卵のために岸に寄ってくるため、この時期に水揚げされます。
3月〜5月にかけて最盛期になります。
ホタルイカが光る理由は諸説ありますが、一般的には仲間とのコミュニケーションためだといわれています。
また、上から差し込む太陽の光に反応して自分から光を出して、影を作らないようにカモフラージュすることで外敵から身を守るためなどといわれています。
体が光るってスゴイですよね!
人間も光ったら面白いのに・・・(笑)
写真は西尾のソウルフード「イカフライのレモン煮」です。