高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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こんちわ〜!「三河屋」で〜す!

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

お店のある愛知県は地域を大きく分けると、「尾張」と「三河」の2つになります。

 

廃藩置県が行われる前の「尾張国」と「三河国」からきています。

 

このうち、お店のある高浜市は「三河」になります。

 

もう少し詳しく言えば「西三河」になります。

 

最近では、NHK大河ドラマ「どうする家康」で有名になった「三河」でもあります。

 

あの時は俳優さんの発音が「カラス」の発音と一緒で、アクセントが三河の「み」にあり、愛知県民は違和感を感じていました・・・

 

発音は「鼻血」と一緒で平坦な発音です。(例えが悪いですが・・・)

 

そんな「三河」はもっと前からよく知られていました。

 

そうです、アニメ「サザエさん」に登場するサブちゃんが働くお店の名前です。

 

「こんちわ〜!三河屋で〜す!」

 

と毎回お決まりのフレーズで登場します。

 

この「三河屋」という名前は、愛知県の「三河」とやはり何か関係があるのか?

 

答えは、関係があります!!

 

「三河屋」というのは、酒を中心に味噌や醤油など醸造品を扱う店の屋号に多いです。

 

東京23区だけでも、100軒以上の「三河屋」さんがあるそうです。

 

これは江戸時代にさかのぼりますが、江戸の町では、両替問屋からはじまって薪炭商問屋まで、いろいろな同業者を10種に分類しました。

 

これを「十組問屋」と呼び、この中には、当然、「お酒」「味噌」「醤油」などの調味料を扱う組合もありました。

 

この組合の人たちの多くが「三河国」の出身者だったことから「三河屋」と名乗ったところからきているようです。

 

当時、愛知県の知多半島・西三河地方は醸造業が盛んでした。(現在も多くの醸造業社があります。特に半田市(知多半島)のミツカンが最も有名かもしれませんね。)

 

より大きな市場を求めて江戸に販路を開拓しました。

 

そんなことからも、ここ三河から江戸に渡った人も多かったかもしれませんね。

 

もしかすると、「三河屋」ではなく「知多屋」になった可能性もあったのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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