みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
前回の続きで、「自分では当たり前だと思っていることが、実は他人にとっては当たり前ではないということ」についてです。
色んな意味があって、深く考えると重くなりそうですが、今回はそんな重い意味で書いたのではなく、軽い感じで考えてください。
何でこんなことを書くのかと言いますと、開業前、ホームページを作成する際の打ち合わせで、色々とお話をしました。
そんな中で、僕が当たり前のように話したことに対して、「それは当たり前ではないですよ」と言われました。
何について言われたかというと、調理の仕事についてです。
例えば、僕たちフランス料理や洋食を仕事にしている人達にとって、ケーキの1つくらい作れたり、デザートが作れるのは当たり前なんです。
特に街の小さなレストランで働いている人達には当然のことなんです。
「え!ケーキも作れるんですか!」
良く言われます。
「え!作れますよ。」と当然のように答えます。
パティシエさんのように繊細で凝ったケーキはできませんが、基本的なショートケーキやガトーショコラ、タルト、ムース、シュークリームなどなどはできて当たり前です。
むしろ驚かれるのが驚きでした。
と、このようにケーキが作れるのは当たり前なんです。僕たちにとっては。
でも、みなさんは料理しかできないと思われているようですね。
きっと、みなさんの仕事においても色々あるでしょうね。
それでは今日はこのへんで。