高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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「アボガド?」それとも「アボカド?」

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

今回は若い女性に人気の食べ物。

 

深緑の卵形をした野菜。

 

いや果物。

 

「アボカド」

 

「アボガド」ではありませんよ。

 

どうやら言いやすいから「アボガド」になったようですが、本当は「アボカド」です。

 

まあ、たいした問題でもないですけどね。

 

言いやすい言葉がそのまま使われるようになることがありますからね。

 

それはいいとして、始めに書いたように「アボカド」は果物です。

 

樹木になっている食用になる果実のことを果物ということが、農水省によって定義されているからです。

 

和名は「ワニナシ」です。

 

英名は「alligator pear」

 

「アリガトウ ペアー」じゃないですよ・・・「アリゲーター ペアー」です。

 

表面が「ワニ」の表皮に似ていて、形や実のなり方が「梨」のようだからというのが理由だそうです。

 

日本には約100年前に入ってきたそうです。

 

メキシコで多く生産されており、土壌や気候が適しているため、年に4回も収穫されるようです。

 

だから日本で栽培するより輸入に頼っているんだそうですよ。

 

「アボカド」って、なかなか家庭では食卓に乗りませんよね?

 

僕はアボカドにしょうゆをかけて食べると、マグロの「トロ」みたいだというので試したのが初めて食べたような記憶があります。

 

職業柄よく目にしますが、そうでなかったら一生に何度口にするだろうくらいの感じですかねえ・・・

 

洋食ではよく海老や蟹と合わせて、オーロラソースをかけたりします。

 

あとはサラダにのせたり、カナッペや潰してディップにしたりします。

 

またグラタンなんかにしても美味しいですよ。

 

栄養抱負で「森のバター」とも呼ばれるほどです。

 

「バター」と呼ばれているだけあって、バターの代わりに使うことができるんです。

 

またバターと混ぜて使っても良いんです。

 

実際テレビで見たことがあるのは、バター代わりに使ってケーキを作っていましたよ。

 

今はネットで調べたら、レシピがたくさん出てきますからね。

 

参考にして試してみてくださいね。

 

僕がオススメは、マグロの変わりに角切りにして、しょうゆをかけて食べる。

 

かつお節をかけても、海苔をかけても良いですし、キュウリや長芋の角切りと混ぜても美味しいですよ。

 

ごはんにも合いますよ。

 

最後にアボカドの選び方です。

 

これは今でも失敗があるくらい難しいです。

 

「これはいい」

 

と思っても、中が少し黒ずんでいたり、少し硬い所があったりして・・・

 

まず色は黒に近い緑色のものが良いです。

 

緑色のものはまだ若いです。

 

表面はつるんとツヤのあるものが良いです。

 

そしてここがポイント。

 

先の軸の部分とアボカド本体に少し隙間が空いているくらいが食べごろです。

 

触ってみて、少しへこむ感じのものが良いです。

 

もちろん思いっきりやらないでくださいね。

 

お店の商品ですから。

 

ちょうど「洋梨」なんかと同じ感じですね。

 

これは僕の経験上からの選び方ですから、他の人は違う選び方をしているかもしれませんよ。

 

これでも失敗するときがありますからね。

 

あとは大きい声では言えませんが、「安いもの」はあまりおすすめできませんので・・・

 

こんなふうに半分に切って、種は包丁の刃の根元で「エイっ」と叩くように刺してクルッと回して取ります。

 

 

 

 

 

 

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