高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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食材小ネタ!

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

今回は「食材小ネタ」と題して、食材に関する豆知識的なことをいくつか書いていこうと思います。

 

初めに問題です。

 

玉ねぎを切ると目にしみることがあります。

 

次の3つのうち、目にしみないようにするための対策として間違っているのは何番でしょうか?

 

1・水におつけておく

2・冷やしておく

3・眼鏡をかける

 

続いて、もう1つ問題です。

 

卵についての問題です。

 

色々使えて重宝する卵ですが、知らないことも多いです。

 

さて次のうち卵について正しい物は何番でしょうか?

 

1・黄身に付いている白い紐状の「カラザ」にはカルシウムが多く含まれている

2・賞味期限は生で食べられる期限

3・ゆで卵にした方が長く保存できる

 

さてさてみなさん、おわかりになったでしょうか?

 

まず1問目の玉ねぎの問題の答えです。

 

答えは3番です。

 

包丁などで玉ねぎを切ると細胞が崩れ、匂いや辛みのもとになる成分である「硫化アリル」という成分が揮発して、鼻や目の粘膜を刺激します。

 

玉ねぎを冷やすと硫化アリルが空気中に飛びにくくなり、断面を水につけると成分が洗い流されます。

 

しかし眼鏡をかけただけでは鼻からも入ってきて刺激を受けてしまいます。

 

ということで答えは3番で、「眼鏡をかける」だけではダメです。

 

繊維に沿って、よく切れる包丁で切ることで細胞の破壊を抑えたり、換気扇を回すことでも効果があります。

 

続いて2問目の卵の問題の答えです。

 

答えは2番です。

 

卵の賞味期限は生で食べられる期限です。

 

また一般的には、加熱した方が食材はもつと考えられていますが、卵は逆です。

 

卵黄を包んでいる生の卵白はには殺菌作用があり雑菌をシャットアウトしますが、ゆで卵になると作用が働かず傷みやすくなります。

 

そして、カラザは黄身を白身の中心に据えて安定させる役割があり、主成分は「タンパク質」です。

 

なので答えは2番の「卵の賞味期限は生で食べられる期限」です。

 

最後に「消費期限」についてです。

 

似た用語で「賞味期限」がありますね。

 

消費期限・・・袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に「安全に食べられる期限」のことです。

 

賞味期限・・・品質が変わらずにおいしく食べられる期限のことです。過ぎてしまっても、すぐに食べられなくなるわけではありません。

 

消費期限は必ず年月日で記載されていますが、賞味期限は3ヶ月以上先のものは年月でもよいとされています。

 

また、アイスクリームや砂糖、塩などの一部商品は、賞味期限の記載を省略できます。

 

みなさん、もしかしたらご存知だったことも多かったかもしれませんね。

 

 

 

 

 

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