高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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ヨーロッパ産のワインが不作 その訳は・・・

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

「この50年で最も厳しい年」

 

ヨーロッパ産のワインが今年は大不作なんです。

 

一部地域の問題ではなく、ヨーロッパ全土における問題。

 

いや、世界全体、地球全体の問題なんです。

 

フランスやスペインなど欧州の主要なワイン生産国の今年の生産量が、霜害や大雨など気候の変調がブドウの生育に影響したため、大幅に減少すると予想されています。

 

国際ブドウ・ワイン機構(OIV)は、ワイン生産が世界的な気候変動の問題に直面しているとの認識を示しているそうです。

 

世界のワインの生産量の45%、EUで約8割を占めるフランス、スペイン、イタリアの生産量の落ち込みが著しいそうです。

 

特にフランスのブルゴーニュやシャンパーニュなどの主要産地が、春の季節外れの寒さによる霜害や夏の大雨、ひょう、病害などの被害により、かなりの減産となるようです。

 

シャンパーニュの生産団体によると、

 

「この50年で最も厳しい年」

 

ということです。

 

「備蓄があるので出荷には問題ない」

 

とされていますが、実際は何かしら影響は出てくるとは思います・・・

 

その一方で、南アフリカやオーストラリアは天候に恵まれたため、生産は好調なんだそうです。

 

日本でも、最近気候変動は目に見えて顕著にあらわれている気がします。

 

今年も、お盆時期の長雨や、11月になっても暖かかったりしています。

 

ゲリラ豪雨は当たり前、最高気温も35℃越えは当たり前になってきています。

 

季節の変わり目がハッキリしていなかったり、急に暑くなったり、寒くなったり・・・

 

今年は「キンモクセイが2回花を咲かせた」と話題にもなっています。

 

農産物においても、気候変動の影響が目に見えて大きくなりつつあります・・・

 

世界各国が対策を打ち出している中、一部の国ではまだまだ認識が低いような気がしますが・・・

 

とにかく僕たちももっと意識していくべきことですね。

 

来週にはボジョレーヌーボーが解禁となります。(最近はあまり話題になりませんが・・・)

 

これもグラスワインや料理用に使っているチリ産ワインです。

 

 

 

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