みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
皆さんのまわりには「左利き」の人はいますか?
世の中のほとんどのことは「右利き」の人が使うように考えられています。
なので、普段の生活のなかでも「左利き」の人にとってはストレスになることが多いかもしれませんね。
調理に関して言えば、それほど多くないかもしれませんが、いくつかありますね。
大きなところでは、洋包丁は「両刃」なので、どちらでも大丈夫なんですが、和包丁は「片刃」なので左利き用じゃないとダメですね。
出刃包丁を思い出してもらえればわかると思います。
ハサミも基本、右手で使うように作られています。
ガスのレバーも左から右へ回して調節するものが多いので、左利きの人は使いづらいですね。
それから調理場自体が、左から右への流れで作られていることが多いので、盛りつけなんかでも、左利きの人は少し大変かもしれませんね。
特に和食の料理人の方は、盛りつけが「右利き」で考えられているので、大変かもしれません。
細かいところで言うと、木べらなんかもそうですね。
先が左から右に短くなって作られていますね。
ソムリエナイフもそうです。
栓を抜くスクリューは右回りで作られています。
それから、
「そういえばそうか!」
というものが、「レードル」ですね。
調理用の先の細くなったお玉みたいなものです。
右利きの人が使ったらすごく便利なものなんですが、左利きの人が使うとすごく使いづらいものになってしまいます。
僕は右利きなんでわかりませんが、左利きの人はきっと大変なことも多いんだと思います。