みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
お隣の碧南市には、色々な農産物の特産品があります。
よく知られているのは、にんじんの「碧南美人」、たまねぎは「サラダたまねぎ」です。
他にもたくさんありますが、今の時期の特産に「赤しそ」があります。
碧南市では11人の生産者が、栽培面積約13ヘクタールで総出荷量は120トンに及びます。
産直に行くと、300g入りの袋が山のように積んであります。
全国でも高い評価を得ています。
特徴は3つ。
・軸が短い
・香りが良い
・葉が縮んでいる
特に葉が縮んでいることで、漬けた時に色が出やすいんです。
この「赤しそ」を使った、鮮やかな赤紫色をした爽やかな香りと酸味が特徴の「赤しそのシロップ」を仕込みました。
これを炭酸で割って、「赤しそドリンク」として提供しています。
とても爽やかで、毎年暑くなり始めるこの時期に登場する人気のドリンクです。
もちろん炭酸ではなく、水で割っても良いですよ。
赤しそには動脈硬化の予防に効果があるとされています。
またロズマリン酸というアレルギー症状を緩和する成分が含まれています。
しそは「紫蘇」と書きます。
人を蘇らせる葉」という意味で名付けられたそうです。
刺身などにしそ(大葉)が必ずついているのは、食中毒や食あたりなどを防ぐためと、防腐剤代わりでもあります。
大葉も愛知の特産物です。
実は全国1位の出荷量で、シェアはなんと60%以上なんですよ。