高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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土用には「う」のつく食べ物がいいと言われています。

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

7月23日(土)と8月4日(木)は土用の丑の日です。

 

「土用」とは、立春・立夏・立秋・立冬の前の各18日間のことです。

 

古くから「土用」には、胃腸に良いものを食べるべきとされてきました。

 

特に夏の土用の日には、「う」の付く食材を食べると夏バテしないと言われています。

 

「う」のつくものは、うなぎ以外でもいいんですが、それぞれに効果が違うようです。

 

「牛」「鰻」「瓜」「梅干し」「うどん」などが挙げられます。

 

・「牛」

丑=牛なので、由来からすると土用の丑の日には牛を食べるのが自然です。

しかし、仏教の影響が強い日本では、肉食文化は根付きませんでした。

牛は「土畜」とも呼ばれ、脾胃(脾臓と胃腸)を養うとされ、胃腸が疲れて体力が落ちている時に食べると良い食材のひとつです。

 

・「鰻」

土用の日に食べる食材の代表ですね。

五行説でいう「火」の影響が強い夏の天候に対抗するために「水」に属する「鰻」を摂取したと考えられています。

この時期の魚は脂が多い物が少なく、栄養がしっかり摂れる鰻は、貴重な栄養源だったそうです。

鰻は元気をつけて、腰を温め、夏痩せや痔を防いでくれると古くから言われているようです。

現在は夏にも栄養豊富な物がたくさんあるので、鰻じゃなくてもいいんですが・・・美味しいからいいんですがね。

 

・「瓜」

体の余分な熱と湿気を取り除いてくれます。

また水分バランスの調整を行う作用もあります。

 

・「梅干し」

梅干しをつくるためにこの時期に天日干しすることを「土用干し」と言うそうです。

梅雨明けで天気が良くなるからでもあります。

東洋医学の考えで「木火土金水」の全ての気を入れるためにこの土用の時期に干すのがいい、とされています。

梅干しは食欲不振、のどの渇き、解毒作用、熱取りなどに高い効果があります。

 

・「うどん」

温かいうどんは米よりも消化が早いです。

タンパク質や野菜なども一緒に食べるようにすれば夏バテ防止にはすごくいいですよ。

 

みなさんも「う」のつく物を食べてはどうでしょうか。

 

 

 

 

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