高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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鈴虫が鳴いています。

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

毎年鈴虫を育てています。

 

6月頃に幼虫を買ってきて、成虫になるまで育てています。

 

7月の終わり頃から鳴き始め、9月初め頃まで鳴いています。

 

「リィーン リィーン」という鈴のような心地よい鳴き声です。

 

「BGMかと思った」「機械の音かと思った」

 

と言われることがあります。

 

思った以上に大きな音で鳴きますが、その鳴き声は耳障りではなく、聞こえているのに気になりません。

 

たまに、

 

「あれ?鈴虫鳴いていたの?」

 

というお客様もいらっしゃるほどです。

 

初めて見る方も中にはいらっしゃいます。

 

「コオロギ?」

 

と間違える方もいらっしゃいます。

 

確かに、バッタ目・コオロギ科ですが・・・

 

このスズムシの鳴き声は、実は電話では聞くことができないんです。

 

電話で伝えられる周波数の範囲外だからだそうです。

 

僕が小学生の頃は、多くの家庭で鈴虫を飼っていましたが、最近ではあまりいませんね。

 

僕が毎日エサのナスを取り替えたり、霧吹きで水分を補給したり、たまに鰹節や煮干しを取り替えたりしていると、

 

「もう完全にオジさんの趣味だね!」

 

と言われています。

 

たまたま産直で幼虫を売っているのを見つけて、

 

「わ〜、なつかしい〜!」

 

と思って見ていました。

 

「スズムシの飼い方」という説明書が付いているのを見つけ、

 

「面白そうだから飼ってみよう!」

 

というところから始まりました。

 

もう6〜7年前くらいからですね。

 

買ってきたときは、まだ本当に小さな虫です。

 

その辺の虫と間違えそうです・・・(笑)

 

スズムシは約2ヶ月の幼虫期間を経て成虫になります。

 

小さな昆虫なので自然界では天敵が多いため、体は外敵から見つかりにくいように黒っぽい保護色をしているんです。

 

「さなぎ」にならずに、幼虫の姿のまま成虫になる「不完全変態」といわれる昆虫です。

 

成虫になると2ヶ月の繁殖期間で交尾と産卵を行い、10月には短い一生を終えてしまいます。

 

生んだ卵は冬を越し、春過ぎくらいには孵化します。

 

まだ孵化させたことはありません。

 

来年は挑戦したいです!

 

そしたら完全に「スズムシオジさん」ですね!

 

真ん中の左側にいますよ。

脱皮直後で白いです!

 

 

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