みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
みなさん「チーズケーキ」は好きですか?
でも「チーズケーキ」というと、色々な種類がありますよね。
「スフレ」「ベイクド」「レア」「ニューヨーク」
「レアチーズケーキ」は何となく分かりますよね。
でも「ベイクド」と「ニューヨーク」ってどう違うの?
というか「ニューヨークチーズケーキ」ってどんなもの?
「スフレ」も「ベイクド」も焼いてるんじゃないの?
そのあたりの違いを簡単にまとめてみます。
・「スフレチーズケーキ」
「スフレ」はフランス語です。
「ふくらんだ」とか「ふくらませた」という意味です。
その通りで、ふわふわした軽い食感です。
作り方に特徴があり、卵白を泡立てたメレンゲを生地に混ぜ込みます。
そして「湯せん」で蒸し焼きにします。
「スフレ」はフランス語ですが、なんと日本生まれです。
海外では「ジャパニーズ・チーズケーキ(コットン・チーズケーキ)」と呼ばれることもあるそうです。
・「ベイクドチーズケーキ」
最もポピュラーなチーズケーキですね。
「ベイクド」は英語で「焼く」という意味の通り、チーズ・卵・砂糖・小麦粉などを混ぜて焼き上げるものです。
濃厚な味になりますね。
「スフレチーズケーキ」はこの中の「卵」を「卵黄と卵白」に分けて作ったものです。
・「ニューヨークチーズケーキ」
「ベイクドチーズケーキ」とよく似ていますが、湯せんして焼き上げるのが特徴です。
湯せんで焼くので、焼き上がりは柔らかく、クリーミーです。
・「レアチーズケーキ」
オーブンは使わずに、冷やし固めます。
クリームチーズに生クリームやゼラチンなどを入れて作ります。
実はこのケーキも日本生まれなんですよ。
「チーズケーキ」の歴史は古く、「チーズケーキみたいなもの」はかなり前から食べられていたようです。
この話は長くなるので、次回に回します。
「スフレチーズケーキ」が日本生まれというのは、日本の台所事情から生まれて広まったようです。
「スフレチーズケーキ」湯せんをして火を通していきます。
欧米では、各家庭に「オーブン」がありましたが、日本の家庭にはほとんど見られませんでした。
そこで、湯せんで火を通す方法が広まったようです。
ちなみにサリューのチーズケーキは「ベイクドチーズケーキ」の種類になりますね。
前は「スフレチーズケーキ」を作っていましたが、しばらく作っていませんね。
美味しいから、また作ってみようかな・・・