みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
いつもお店に飾ってある花は、スタッフ「K」が生けてくれています。
現在飾ってあるのが「ストレチア(ストレリチア)」と「ヤシの葉」です。
いつも生けているものとは違って、高さのある生け花で迫力があります。
この「ストレチア」は、和名で「ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)」と呼ばれています。
これはストレチアの花を見ればわかると思います。
鮮やかな花が、極楽鳥が羽ばたいているように見えることから、この和名となったそうです。
鮮やかなオレンジ色の花や形が、いかにも「南国」っていう感じがしますね。
「ストレチア」は僕自身にとっても思い出の花でもあります。
もう30年くらい前、3月の終わりに一人で八丈島に行ったことがあります。
その時に「ストレチア」を初めて見ました。
オレンジ色の花がとても印象的で、いまだにこの花を見ると、当時八丈島に行った時のことを思い出します。
八丈島は「明日葉(あしたば)」という葉が有名で、その「明日葉」を使った豆腐を食べました。
ストレチアの花は暖かい季節に咲くイメージなので、この時期は珍しいような?・・・どうなのかな?
もう1つ、みなさんが不思議そうに見ているのが「サンゴミズキ」です。
クルッと丸く生けてありますが、これはワザと丸くしてあります。
落葉期に枝が赤く染まる性質を利用して、正月飾りやフラワーアレンジメントの花材として使われることも多いようです。
赤く色づく様子から「サンゴ」、また 「ミズキ科」の植物と言うことから「サンゴミズキ」と名付けられました。
みなさんも御来店の際に見てくださいね。
季節によって色々な花が生けてありますよ。