高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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「ホタテ」×「ヘルメット」=「ホタメット」

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

SDGsが注目されている中、こんな物を見つけました。

 

通常は廃棄されるホタテの貝殻を有効利用したヘルメット、その名も「ホタメット」が開発されたそうです。

 

このなんともベタな名前の「ホタメット」ですが、ホタテの貝殻を使ったヘルメットで、材質と形状によって強度が高まり、耐久性は通常のものを30%以上上回るというんです。

 

また製造過程で出るCO2を、新品のプラスチックだけを使う場合に比べ、なんと5割ほど削減できるそうなんです。

 

原料の貝殻は、ホタテの水揚げ量が国内最大を誇る北海道猿払村の周辺で出る物なんです。

 

この村のある宗谷地方では、ホタテを加工する際に、なんと年間約4万トンもの貝殻を廃棄していたそうなんです。

 

そこに着目した大阪のメーカーが村と協力して、廃棄された貝殻とリサイクルプラスチックを組み合わせた新素材を開発しました。

 

デザインも、生物模倣の考えに基づき、貝殻特有のリブ構造(凸凹加工)が採用されています。

 

「貝殻」も「ヘルメット」も「身を守る」という点で共通していますね。

 

興味のある方は「ホタメット」で調べてもらうと、その形が見られますよ。

 

本当に貝殻みたいなヘルメットです。

 

貝殻の他にも廃棄されている物たくさんあります。

 

こうして何かに活用されることは、とてもいいことですね。

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