みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「スフレ」って聞いたことあると思います。
サリューのメニューにも「スフレ・シャンティ」というメニューがあります。
スキレットで焼き上げたスフレとホイップクリームの組み合わせです。
そんな「スフレ」ってどんなもの?
スフレ(仏:soufflé)とは、フランス語で「ふくらんだ」という意味になります。
一般的にはメレンゲに砂糖や小麦粉などを混ぜ合わせ、 ココット型などで焼き上げるフランス発祥のお菓子を指します。
また甘い物だけではなく、チーズやハム、野菜などを使ったものもあります。
その歴史は、17世紀のお菓子職人が、卵白と砂糖を混ぜ合わせて焼いてみたところ、パンのようにふっくら膨らむ技法を発見したことが始まりと言われています。
もっとも古い記録では、18世紀に活躍した、フランスの料理研究家ヴァンサン・ラ・シャペル氏のレシピが残されているそうです。
また、「スフレ」が大好物だったと有名なのが、イギリス出身の映画界の巨匠アルフレッド・ヒッチコック氏です。
そのヒッチコックは、スフレの出来上がりを気にするあまり、オーブンから離れることができなかったそうです。
スフレは焼いている途中にオーブンを開けてしまうとしぼんでしまします。
そのストレスに耐えかねて、奥さんにスフレを焼くことを禁じたというエピソードがあります。
スフレに限らず、スポンジ生地やシフォンケーキなどを焼いている時、オーブンを覗くと生地が段々と膨らんでいく様子を見ることができます。
確かに見ていると楽しいですけどね・・・