高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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コーヒー豆 主産国ブラジルで輸出減

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

アラビカ種のコーヒー豆の価格が上昇しています。

 

アラビカ種は一般的に言われる「レギュラーコーヒー」です。

 

ドリップコーヒーやエスプレッソなどに使われるコーヒー豆ですね。

 

人件費、燃料費、肥料代、輸送費などが値上がりしているということもありますが、この背景にあるのは、コーヒー豆の最大生産国ブラジルの輸出量の急激な減少です。

 

輸出量は22年11月までは前年を上回っていました。

 

しかし22年12月のアラビカ種の輸出量は前年同月比14%減、23年1月の輸出量は前年同月比19%減となりました。

 

ブラジルとしては

 

「豆の供給を減らし、価格をさらに引き上げたいという思惑が広がりつつある」

 

と指摘されています。

 

またブラジルの天候不順もその要因と考えられています。

 

またインスタントコーヒーの原料として使われるロブスタ種の価格も高くなっています。

 

世界的な肥料価格の高騰により、ロブスタ種の最大生産国のベトナムで生産が十分にできなくなる心配がされています。

 

ベトナムは零細農家が多いので、肥料価格の上昇が生産に影響しやすいんです。

 

コーヒー豆は先物取り引きで価格が決められています。

 

ブラジルの23〜24年度のコーヒー豆の生産量は豊作が見込まれていましたが、天候不順を受けて下方修正されています。

 

先物価格の上昇は、日本のコーヒー製品の価格にも影響を与えることになります。

 

国内の大手コーヒーメーカーも、5月1日出荷分から缶コーヒーを値上げすると発表しています。

 

一息つくのも価格上昇の波が押し寄せてきますね・・・

 

 

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