みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
暖かい日が続き、春の花が色々咲き始めています。
ということは・・・
仕入れ道中の田んぼ脇に「土筆(つくし)」を見つける場所があります。
「そろそろつくしが出てくる頃だなあ」
そう思い、車から降りて探してみると・・・
ありました!
たくさんではありませんが、つくしがピン!と空に向かって伸びていました。
「つくし」とは、全国に自生している「スギナ」の胞子茎のことです。
草原や田畑の畦(あぜ)などに多く見られ、古くから親しまれています。
今の子供達は、名前や形は知っているけど、実際につくし生えているところを見たことのない子も多いかもしれませんね。
スギナは見ればわかると思います。
針のように細い鮮やかな緑色の茎?(葉?)が四方八方に生えている、小さいクリスマスツリーみたいな感じの植物です。
「つくし」と「スギナ」は全く別の植物のように見えますが、地下茎でつながっています。
春につくしが出て、その後スギナが芽を出します。
つくしは出ている期間が短いですが、スギナは秋頃まで茂っています。
なので、スギナがたくさん生えている場所を見つけたら、次の春にはそこにつくしが生えてくると思います。
小学生の頃は、祖母が取ってきたつくしを卵とじにしたりして食べていましたよ。
だんだんと、つくしも珍しい植物になってしまうのかなあ・・・