高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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スコーンを焼いてみました。

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

「スコーン」というと、みなさんはどんなものを想像しますか?

 

僕は「スコーン」というと、円柱形のパンのような、お菓子のような、「アフタヌーンティー」についてくる、「イングリッシュスコーン」をいわれるものを想像しますね。

 

最近では「アメリカンスコーン」と言われるものが人気ですね。

 

三角形の形をした、スターバックスなどで売られるようになって人気が出てきましたね。

 

専門店まであるほどですよ。

 

それでは「スコーン」とはどんなものか?

 

スコーンはイギリスのスコットランド地方で生まれたパン菓子の一種です。

 

粗挽きの大麦粉を使って焼いた「バノック」というお菓子が起源とされています。

 

その後、ベーキングパウダーやオーブンの普及により、19世紀半ばに今の形になったようです。

 

「スコーン」という名前は、スコットランドのバースという所にある「スコーン城」の椅子の土台となる石に由来するという説があります。

 

この椅子は、歴代の王の戴冠式に使用されたものだそうです。

 

ここから、スコーンは石のような形に焼き上げられるようになったといわれています。(諸説あります。)

 

先に言った2つのスコーンの違いについて比較してみます。

 

「イングリッシュスコーン」

・丸い形で甘さは控えめ

・半分に割ってジャムやクロテッドクリームなどをつけて食べるのが一般的

・イギリスでは、アフタヌーンティーに紅茶と共に食べられている

 

「アメリカンスコーン」

・三角形で生地自体が甘め

・チョコやナッツなどが入っている

・アメリカ系のカフェで販売されている

 

イングリッシュスコーンはパン寄り、アメリカンスコーンはお菓子寄りといったところでしょうか。

 

最近ではイギリス風のものに具材が入っていたりと、2つの違いが曖昧になってきているようですね。

 

似たものに「マフィン」がありますが、これについては次回にしますね。

 

「スコーン」作りは、そんなに難しくありませんよ。

 

気軽にできるので、みなさんも挑戦してみてください。

焼く前はこんなんです。

 

 

 

 

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