高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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タマネギはどんな風に畑に生えているか?

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

店頭には「新タマネギ」がたくさん並ぶようになってきました。

 

値段も少し安くなってきたかな・・・

 

という感じですね。

 

タマネギの栽培が始まったのは、すごく古くからなんです。

 

紀元前にエジプトや地中海沿岸で栽培されていたことがわかっています。

 

16世紀までにはヨーロッパ全域に広がり、やがてアメリカに広がっていきました。

 

日本へ伝わったのは江戸時代で、南蛮船で長崎にもたらされました。

 

しかし、当時の日本人の口には合わなかったようで、広まることはなかったようです。

 

明治時代になると、アメリカの品種が伝わり、洋食化の影響もあり需要が伸びていったそうです。

 

ところで

 

「タマネギはどんな風に畑に生えているか?」

 

知っていますか?

 

最後に写真を載せておきますが、半分顔を出したように地中に生えています。

 

これを掘り上げて収穫します。

 

そんなことからも、「根菜類」と思われがちですが、実は「ホウレン草」や「小松菜」と同じ「葉菜類」に分類されています。

 

食べる球の部分は、根ではなくて「葉鞘(ようしょう)」と呼ばれるの部分なんですよ!

 

葉鞘は葉が輪状に重なっていて、成長するとともに葉の数が増え、葉の厚みも増して丸く結球します。

 

タマネギを切ると、何枚も実が重なっているように見えますが、じつはあの一枚一枚が「葉」なんです。

 

タマネギの保存方法は、乾燥させて表面が茶色くなってきたら、束ねて、風通しが良い軒下などの陽の当たらないところに吊るしておきます。

 

僕が小学生の頃は、家の入り口に古い建物があり、そこにタマネギが吊るしてありました。

 

たまに腐ったものが落ちていることがありましたが、それがものすごく臭かったことを思い出しますね・・・

 

 

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