みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「茎ニンニク」という名前で売られているものを見つけました。
よく行く地元の産直です。
どうやら「ニンニクの芽」と同じもののようです。
言い方が違うだけです。
でもよく売っている「ニンニクの芽」とはちょっと違いました。
茎の下にニンニクになる前のものが付いていました。
「茎ニンニク(ニンニクの芽)」とは「茎ニンニクという野菜」ではありません。
長くのびたニンニクの「花茎(かけい)」なんです。
「花茎」とは「地下茎や根から直接出て花だけをつける茎のこと」です。
普通、茎には「葉」は付けない草本植物です。
スミレやタンポポも同じ仲間ですね。
ニンニクは収穫期を迎える少し前に、中心から花茎が伸びてきます。
これを切り取ったものが「茎ニンニク(ニンニクの芽)」になります。
スーパーなどで売っている茎ニンニクは、ほとんどが真っすぐに茎が伸びて揃っていると思います。
これは中国から輸入しているもので、真っすぐに茎花が伸びる品種なんです。
日本のニンニクの品種は、花茎が長く伸びても、曲がってしまうのもが多いんです。
産直で買ったものも、地元で取れたもので、茎花は曲がっていました。
これから暑くなってくると、ニンニクを使った料理の出番も多くなりますね。
匂いが気になりますが・・・(笑)