高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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新茶をいただきました。

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

先日、西尾でお茶農家をしている親戚から「新茶」をいただきました。

 

「新茶のクズだけど・・・」

 

と言っていただきましたが、十分美味しいお茶っ葉です。

 

「お茶って一言でいうけど、ザックリしか知らないなあ・・・」

 

ということで、みなさんにも基本的な「お茶の種類」を簡単にご紹介します。

 

まず、「緑茶」「ウーロン茶」「紅茶」は同じお茶の葉から作られているのをご存知でしょうか?

 

すべて「カメリアシネンシス」というツバキ科の茶の樹からできています。

 

この木の生葉を乾燥・発酵させて作る際に、発酵度合いによってさまざまな種類のお茶になります。

 

・不発酵茶・・・緑茶

・半発酵茶・・・ウーロン茶

・完全発酵茶・・・紅茶

 

それでは「緑茶(日本茶)」の種類はたくさんあります。

 

煎茶・深蒸し茶・玉露・かぶせ茶・碾茶・抹茶・ほうじ茶・番茶などですね。

 

生葉は摘み取った時点から酸化酵素の働きによって発酵が始まります。

 

緑茶は新鮮な状態で熱処理(蒸す・炒る)することで、酸化酵素の働きを止めた「不発酵茶」です。

 

この

 

「生葉を熱処理し、葉の形状を整え、水分をある程度まで下げて保存に耐えられる状態」

 

にすることを「荒茶製造」といい、蒸して揉んで荒茶を製造するもっとっも一般的な製法で作られたお茶が「煎茶(せんちゃ)」です。

 

・深蒸し茶・・・普通の煎茶よりも約2倍長い時間をかけて茶葉を蒸して作ったお茶

・玉露・・・新芽が2〜3枚開き始めた頃、茶園を「よしず」や「ワラ」「寒冷紗(かんれいしゃ)」で20日間ほど覆い、日光をさえぎって育てたお茶

光を制限して新芽を育てることにより、アミノ酸からカテキンへの生成が抑えられ、渋みが少なく、うま味が豊富な味になります。

海苔に似た「覆い香(おおいか)」が特徴的です。

・かぶせ茶(冠茶)・・・玉露よりも短い1週間前後、新芽を覆い育てたお茶

・碾茶(てんちゃ)・・・玉露と同じように日光を遮って育て茶葉を、蒸した後、揉まずに乾燥させ、茎やは脈などを除いたお茶

・抹茶・・・碾茶を石臼または微粉砕器で挽いたもの

・番茶・・・摘採期、品質、地域などで、緑茶の主流から外れた「番外」のお茶

遅く摘み取ったお茶を指す「晩茶」から転じて「番茶」、あるいは番小屋で待機中に飲んだ安いお茶を「番茶」という説もあります。

・ほうじ茶・・・「煎茶」「番茶」「茎茶」などをきつね色まで炒って、香ばしさを引き出したお茶

 

と、基本的な緑茶の種類を紹介しました。

 

緑茶は身近にあるものですが、知らないことばかりですね。

 

最近は、家庭で急須で入れることも少なくなったのではないでしょうか?・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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