みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
6月2日金曜日は、大雨の予報でした。
高浜市では日が変わる頃から雨が降り出し、午前中から強く降っていました。
お昼頃には一時ものすごい風と雨で、まわりの景色が見えないほどになりました。
愛知県内では豊橋、豊川周辺に「線状降水帯」が発生し、県内各河川周辺では「氾濫警戒情報」が出され、三河地方では避難指示が出された地区が多くありました。
高浜市では午後は一旦小康状態となっていましたが、夜になりまた雨が強くなっています。
被害が少ないことを願っています。
大雨とは逆に、ちょうど1年前くらいに「水が無い」ことで問題になったことがありました。
いまでは応急処置により、水は問題なく供給されています。
豊田市の矢作川から農工業用水を取水する施設「明治用水頭首工」で大規模な漏水が発覚しました。
それから1年が過ぎました。
漏水の原因となった川底の穴をふさぐ応急対策は終わり、現在は水位が上がり、取水口から自然に用水へ水を流すことが可能となりました。
本格的な復旧工事は2025年度中になるそうです。
西三河において「明治用水」は農業や工業の生命線です。
水が無ければどうにもなりません。
お店の周りの田畑も、明治用水からの水を使っています。
ちょうど田植えの時期だったこともあり、頭を抱える農家さんのニュースを目にした方もいらっしゃると思います。
また、イチジクの最盛期を前にしての水不足というこで、大騒ぎになっていました。
今年はいままで通り水を使うことができます。
「あらためて水の大切さを痛感した」
「水を大事にするようになった」
という農家さんの声も聞こえます。
「のど元過ぎれば熱さ忘れる」
ではありませんが、1年も経つと、そんな記憶も薄くなってきてしまうような気もします。
水は怖いものでもあり、大切なものでもありますね。
1年前の「水」が来てない水路と「水」で満たされていない田んぼです。