みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
お店の裏手には現在「ハナショウブ」が咲いています。
前にも、「アヤメ」「カキツバタ」「ハナショウブ」の違い、見分け方のことを書きました。
「ハナショウブ」か咲いているのを見て、
「これ、なんだっけ?・・・」
またしても忘れてしまっている・・・
ということで、すぐに調べました・・・(笑)
花弁の根本に黄色い筋が入っています。
ということは・・・「ハナショウブ」です。
そういえば、お隣碧南市のゆるキャラって「ハナショウブ」をモチーフにしてますよね!
ということで、もう一度簡単な見分け方のおさらいです。
それぞれの「花弁の根本部分」を見て見分けます。
・アヤメ・・・編目模様
・カキツバタ・・・白い筋
・ハナショウブ・・・黄色い筋
という違いがあります。
もう1つは「生えている場所」が違います。
・アヤメ・・・乾燥したところ
・カキツバタ・・・水の中
・ハナショウブ・・・中間の半乾湿地
見てすぐ分かるのは、花弁の根本を見るのが一番いいかもしれませんね。
ちなみに6月26日からは七十二候の「菖蒲華(あやめはなさく)」です。
そうです、なぜか「ショウブ(菖蒲)」と書いて「アヤメ」と読みます。
「ショウブ」は端午の節句に飾ったり、「菖蒲湯」にしたりするもので、「ハナショウブ」とは別のものになります。
そんな「ショウブ」は昔は「アヤメ」と呼ばれていたそうなんです。
ということは、その頃はどちらも「アヤメ」と呼ばれていたということになります。
「ショウブ」と「アヤメ」は葉がそっくりなんです。
しかし、全く違う花を咲かせます。
「ショウブ」の花は蒲の穂みたいな花を咲かせます。
「アヤメ」とは全く似ていません。
この2つの植物を区別するのに、現在の「ショウブ」を「あやめ草」、現在の「アヤメ」を「花あやめ」とすることになりました。
その後、「花あやめ」の方が美しい花を咲かせ、目立つことから、「アヤメ」というと現在の「アヤメ」をさすようになったそうです。
と、こんなことを書いていて、「ショウブ」や「アヤメ」がたくさん出てきたり、どちらも「アヤメ」と呼んでみたり、余計分からなくなりそうです・・・(汗)
ということで、現在「ハナショウブ」が咲いていますよ!ということをお伝えしたかったんです・・・