みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
オシャレなカフェが人気の一方で、昭和レトロな喫茶店も人気ですね。
そんな昭和レトロな喫茶店を代表する人気の飲み物が「ソーダ水」や「クリームソーダ」です。
「ソーダ水」というと、緑色の「メロンソーダ」のことを指すのが一般的ですね。
それにバニラアイスを乗せると「クリームソーダ」になります。
果物のジュースを炭酸水で割るという飲み方は、欧米では古くからあったそうですが、そこにアイスクリームを乗せるというのは、アメリカ人のアイデアのようです。
ちなみにアメリカで「クリームソーダ」というと、丸いアイスクリームが浮いているものではなく、クリーム状のアイスが半分くらい溶け込んでいるものになります。
日本では「緑色」は「メロン味」というイメージですが、アメリカ人にとってはメロンは「オレンジ色」のイメージのようです。
アメリカ人にとっては「緑色」は「ペパーミント」系のイメージなんだそうです。
日本から初めて「メロンフレーバー」のリキュールがアメリカに輸出された時は、大人気となって、色々な新しいカクテルが生まれたんです。
ところで、「クリームソーダはなぜ緑色なのか?」
これは、日本人が「メロン」好きで、特にマスクメロンは高級感があり、メロンでも一番人気です。
そんなところから、メロンのイメージのグリーンが定着したのではないかと言われています。
日本では1900年初めには、すでに銀座にある老舗パーラーの前身で、当時薬局であったところで「ソーダ水」を飲ませるコーナーが設けられていたようです。
「炭酸水は身体に良い」ということで、薬局で飲ませることが多かったそうです。
なんだかあの緑色っていいですよね・・・
以前「メロンソーダ」をメニューに入れていました。(現在は取り扱っていません)