みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
現代は「プロテインブーム」と言っても過言ではないくらいに、「プロテイン」と名の付いた商品がたくさん並んでいますね。
スーパーやコンビ二で気軽にプロテイン関連商品を手に入れることができます。
また「筋トレブーム」でもあるので、テレビや雑誌等でも「プロテイン」の文字をよく目にします。
それではそもそも、
「プロテインって何なのか?」
「プロテイン」と言うと、筋肉モリモリの人が、粉をプラスチック容器に、水や牛乳などと一緒に入れて、シャカシャカして飲んでいるイメージですよね。
そんな「サプリメントの名称」のような気がしますが、実はそうではありません。
「プロテイン」とは直訳すると「タンパク質」です。
「プロテイン」は特別なものではないので、一般的な食材でいうと、「肉」「魚」「乳製品」「大豆製品」などから普通に摂取できます。
なので、多くの人が「プロテイン」と思っているのは、実は「タンパク質を豊富に含んだ商品」ということなんです。
それでは「タンパク質の役割」はどういったものなのか?
身体は約60〜70%は水分で構成されています。
残り20%程度が「タンパク質」で構成されています。
皮膚・髪の毛・筋肉・爪・血液等の形成・ホルモンや免疫物質の調整等、様々な役割があります。
次に「プロテイン」の原料ですが、代表的なものを簡単に紹介します。
・ホエイプロテイン
原料は牛乳です。
牛乳から乳脂肪分、カゼインを取り除いて作られています。
特徴は吸収の早さです。
スポーツ選手が利用している「プロテイン」の多くは、この「ホエイプロテイン」なんです。
・カゼインプロテイン
原料は牛乳です。
一般に「乳固形分」と呼ばれる成分の主成分で、チーズやヨーグルトを固める作用があります。
水溶性で吸収が早い「ホエイ」に対し、不溶性で吸収に時間がかかる(約8時間)というのが特徴になります。
・ソイプロテイン
原料は大豆です。
以前は「プロテイン」といえば、ほとんどが「ソイプロテイン」でした。
特徴は「吸収時間の長さ」です。
カゼインほどではありませんが、吸収までに5〜6時間かかります。
また牛乳由来ではないので、乳製品アレルギーがある方でも摂取できます。
最後に、「プロテイン」を簡単に言うと、主に、
「主に牛乳を原料としたタンパク質」
ということになりますね。
原料が牛乳ということもあり、摂取したあとに、腹痛やお腹がゆるくなるということもありますので、注意してください。