高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

Read Article

旧約聖書にも載っているスイーツ

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

イタリア発祥のスイーツで、近頃人気が高まっているものと言えば、

 

「ジェラート」

 

です。

 

最も古い記録は旧約聖書にも載っているくらい古くからあるようです。

 

「凍った」という意味からきており、本場のイタリアではジェラート店は、なんと4万店近くもあるそうです。

 

ジェラートに欠かせないのが、新鮮な材料です。

 

果実・果肉・牛乳・砂糖・卵白などを撹拌させて凍らせて作られており、シャーベットのようなアイスです。

 

シャーベットよりコクがあるけど、アイスクリームよりさっぱりしている。

 

それでは、「ジェラート」と「アイスクリーム」の違いは何か?

 

大きく4つの違いがあります。

 

・乳脂肪分の違い

アイスの分類は大きく分けて4つに分かれます。

「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」です。

これは、乳固形分などの分量によって法令で決められており、アイスクリームは乳脂肪分が8%以上であるのに対し、ジェラートは乳脂肪分4〜8%とアイスミルクに分類されます。

乳脂肪分が低いことから、しつこくなく軽い美味しさが特徴になります。

その分カロリーも控えめですね。

 

・植物油脂を入れない

アイスクリームは牛乳やクリームの乳脂肪分は使用できますが、それ以外の植物油脂を使用することはできません。

それ以外のアイスミルク・ラクトアイス・氷菓は「ヤシ油」「パーム油」「なたね油」などの植物油脂を使い、アイスクリームに近い味が出せるようにしています。

しかし、フレッシュな材料を使って作るジェラートは、植物油脂を入れずに作っています。

 

・空気の量

アイスクリームの口当たりがよく、柔らかく感じるのは、空気の含有量が多いためです。

60〜100%あるといわれています。

それに対し、ジェラートは35%未満が標準とされています。

そのため、ねっとりとした食感になります。

溶けたアイスクリームを再冷凍すると固くなるのは、空気が抜けてしまったからです。

 

・温度の違い

アイスクリームのショーケースの温度は「マイナス18℃以下」です。

ソフトクリーム「マイナス4〜6℃」です。

そしてジェラートはその中間の「マイナス12〜15℃」になっています。

 

ちなみにシャーベットとの違いは乳脂肪分の違いにあります。

 

シャーベットの乳固形分は3.0%未満となる「氷菓」に分類されます。

 

最近は、かき氷だけではなく、美味しそうな「ジェラート」や「アイスクリーム」もよく目にするようになったので、見るたびに食べたくなってしまいますね・・・

 

 

 

 

 

 

Return Top