高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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「下仁田ネギ」の販売開始。しかし・・・

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

この時期美味しくなってくる食材の一つに「ネギ」があります。

 

そんなネギの中でも有名なネギの一つに「下仁田ネギ」があります。

 

その下仁田ネギの販売は12月1日に解禁されました。

 

まさか「ネギ」に解禁日があるとは知りませんでした・・・(汗)

 

今年の夏は記録的な暑さだったこともあり、多くの野菜の収穫に影響をもたらせています。

 

ネギも例外ではなく、その影響を受けているようです。

 

ネギ全体でも価格の高騰が懸念されています。

 

ネギが卸売市場では、去年より1.7倍ほど高く取引されているそうです。

 

下仁田ネギも同じように、例年より1.7倍ほど高く売買されました。

 

しかも猛暑の影響を受けて、卸売市場への出荷量が例年の2割ほどにとどまっているそうです。

 

これは猛暑の影響だけではなく、資材や肥料の価格の高騰も影響し、採算が合わずに廃業する農家さんが増えているからだそうです。

 

このことは現在の日本の農業全体にもいえることなんです。

 

農業が注目されて、若い人の農業への就業数が増えていると言われていますが、それ以上に農業従事者の平均年齢が上がっていて、廃業する人も増えているんです。

 

この先、美味しい野菜が手に入れにくくなってしまうことも考えられるんです・・・

 

話は戻りまして、下仁田ネギは品質低下が心配され始める中で、「本物を守り受け継ごう」と群馬県下仁田町のネギ農家が「下仁田葱の会」を結成し、栽培・出荷における守るべき事項を提示しています。

 

現在、下仁田葱の会では「7つの守るべき事項」を満たすことのできる農家(約60戸)を会員と認め、統一の緑の箱を使用することで、その他のネギとの差別化を図っているそうです。

 

箱には生産者の住所と名前が記載してあります。

 

その、栽培・出荷における「7つの守るべき事項」とは?

 

・下仁田町内で栽培された下仁田ネギであること

・品種の統一を図ること

・品質の統一を図ること

・規格の統一を図ること

・価格の統一を図ること

・箱の統一を図ること

・夏の植え替えをした下仁田ネギであること

 

これらの事項を満たしたものだけが「下仁田ネギ」として出荷されています。

 

美味しいネギに育てるために夏の植え替えをしたり、下仁田ネギ本来の味になるように霜が降りてから収穫するなど、伝統農法を受け継いでいます。

 

そんな美味しいネギは絶対無くしてはいけないと思います。

 

写真は下仁田ネギと似たようなネギですが、「西洋ネギ(ポワローネギ)」です。

 

 

 

 

 

 

 

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