みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
日本の冬の風景のひとつに「こたつの上にみかん」がありますね。
これもう定番中の定番ですね。
冬の時期にみかんを食べるのは、旬の食べ物ということもあり、この時期に摂ると良い栄養素が色々と含まれています。
その中でも以下の5種類は特にメリットがあるそうです。
・ビタミンC・・・疲労回復や風邪の予防に効果があります。また、免疫力を強くし、ストレスに強くなり、肌を美しくするなどの作用も有ります。
・βークリプトキサンチン・・・がん・糖尿病・骨粗しょう症予防・認知症などに関する作用が期待されています。
・食物繊維・・・みかんの内側の皮の部分に多く含まれています。腸内細菌によって分解されますが、吸収されず腸内の有害物質とともに体外に排出されるので、腸内清掃と便秘予防にも役立っています。また悪玉コレステロール値の上昇を抑えます。
・クエン酸・・・エネルギー代謝や老廃物の排出に大きく関わっているとされ、疲労回復に役立ちます。
・フラボノイド化合物・・・みかんの実と皮の間に付いている白い筋やワタと呼ばれる部分に多く含まれます。毛細血管を保護して血管を強化し、脳卒中予防に効果が期待できます。
このように、風邪の予防や疲労回復、免疫力アップ、そして腸内環境を整え、老廃物を排出してくれると共に風邪以外にも体に良い効果をもたらす成分が多く含まれています。
そんなみかんを食べるときに、
「白い筋は取るかどうか」「房の袋を剥くかどうか」
などなど、小さなみかんを食べるときにも人それぞれ食べ方や好みがあると思います。
そのとき、ちょっとした工夫でみかんの栄養分を丸ごと摂取できるんです。
それは、
「白い筋もひと房ずつの袋も取らずに食べること」
なんです。
袋と白い筋のように見える部分(アルベド)には、動脈硬化やコレステロール血症を予防する効果が期待できるんです。
なので、できるだけなのも取らずにそのまま食べることで、みかんの栄養を摂取でき、その効果の恩恵を受けることができるということなんです。
とは言うものの、それぞれ好きなように食べるのが一番良いですけどね・・・(笑)
一応参考にしてくださいね。