みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
仕事中はずっと立っています。
食事も立ったまま。
休憩も立ったまま。(笑)
なので、座ると眠くなります・・・(笑)
しかし、運動不足が気になります。
一日中立って、体を動かしているとはいえ、運動はしていません・・・
思い立つと、肩を回したり、体をひねったり、腿を上げてみたりする程度です。
ウォーキングをしたいと思っていますが、たまに散歩をする程度です。
そんな僕の耳にこんな言葉が耳に入ってきました。
「スロートレーニング」
健康寿命を延ばすためにお年寄りでも家庭で気軽にできるトレーニングなんだそうです。
そもそもこのトレーニングをする意味は?
このトレーニングのキーポイントは「筋肉の力」です。
これが衰えると転倒しやすくなります。
これは「サルコペニア」という状態です。
さらに進行すると「フレイル」といわれる虚弱状態となり、介護のリスクが高くなるそうです。
歳を取ると「つまずく」ことが増えます。
僕自身も、「こんなところで!」というようなところで「つまずく」ことがありました・・・
これは歳とともにつま先を上げる筋肉が衰えてきて、自分で思っているほどつま先が上がらなくなっており、家に中のちょっとした段差にもつまずくことが出てくるんです。
そんな筋肉の衰えを防ぐために厚生労働省が推奨しているのが「スロートレーニング」と言われるものなんです。
普段やっている動作を、あえてゆっくりするというトレーニングです。
関節への負担も少なく、家庭の中で簡単にできるということでお年寄りに適した運動と言われています。
例えば、イスからゆっくり3〜5秒かけて立ち上がり、また3〜5秒かけてゆっくり座る。
イスに腰掛けた状態で、片方の膝をまっすぐ膝が伸びる状態まで3〜5秒かけて上げる。
など、こういった動作を毎日行います。
簡単な動作ですが、これを毎日続けることが大切なんだそうです。
これを聞いて思いました。
「太極拳だ!」
太極拳は、ゆっくり動く代名詞みたいな運動ですね。
でも、ゆっくり動くのって大変なんです。
筋肉を使うんです。
「能」の動きもそうですね。
ゆっくり動く。
しかし演技者は汗だくになっています。
それくらい、ゆっくり動くには筋肉を使うんです。
少しでいいから継続することが大切なんですね。