高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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食糧難の救世主のはずが・・・

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

「食料問題の解決策」として期待されていたのが「食用コオロギ」です。

 

国の後押しもあり企業が続々と参入しました。

 

しかしながら、思ったよりも広まっていないようです。

 

経営破綻する事業者も出ているそうです。

 

そもそも日本の食料問題は、

 

「まず食料自給率を上げること」「フードロス問題を解決すること」「過食の検証」

 

などを考えることが効果的とされています。

 

また、もともとコオロギはカドミウムやヒ素など、人体に有害な重金属を含んでいる可能性があり、人体への健康被害が未知数なんです。

 

さらに安定的な供給に必要なゲノム編集や遺伝子組み換えについても、検証し尽くされているとはいえない状況です。

 

人体への影響も不明確です。

 

以前徳島県の高校で出された「コオロギパウダー」を使った給食がありましたが、これには賛否両論の意見が出たそうです。

 

また、食用コオロギの事業に進出した北海道のIT企業が倒産しました。

 

日本においては昆虫食への抵抗が強いようです。

 

将来、牛肉や豚肉などが食べられなくなって、しょうがなくコオロギなどの昆虫食しかない状況になれば食べることもあるでしょうが、現在の状況でわざわざ食べようとは思わないのかもしれません。

 

しかも値段も高く、あまりメリットは感じられないようですね。

 

世界全体では人口が増え続け、今後タンパク質がきちんと摂れるかどうかが重要な課題で、そこで目を付けられたのが昆虫でした。

 

これからどのように扱われていくのでしょうか・・・

 

 

 

 

 

 

 

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