みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
先日、東京・日本橋高島屋で販売価格約1000万円の純金茶碗が盗まれる事件がありました。
その後、都内の買い取り店に、約180万円で売却。
さらに買い取り店から、約480万円で転売されていたことがわかりました。
色々と驚くことはありますが、純金茶碗で思い出すのが、豊臣秀吉が造らせた「黄金の茶室」です。
広さ三畳の組み立て式の茶室です。
壁・天井・柱・障子などすべて金張にしてあり、台子(だいす)・皆具(かいぐ)(お茶の道具一式)までも金で作られていたそうです。
現在は金の価格も高騰しています。
僕は、せいぜいケーキに乗っている金箔で贅沢感を感じるくらいですかねえ・・・(笑)
「金箔ソフトクリーム」が話題になったり、お酒に金箔が入っていたりしますね。
また、料理やお刺身に金箔が飾ってあるのを見たことがあります。
イタリアの高級店では、「黄金のリゾット」として、リゾットの上に金箔を乗せてある料理があります。
それでは、
「金箔は食べても体に影響はないのか?」
そして、体に良いのか?悪いのか?
一般的に売られている食用金箔は、食品添加物として認められているため原材料に「着色料」と表示されています。
金箔を食べることで用いられる効果や効能に注目が集まります。
金は体に良さそうなイメージがあったり、しかし金属なので体に悪そうでもあったり・・・
結論としては、金箔は体内で溶けずにそのまま排出されるために特別な効果はありません。
料理などを華やかに彩る装飾用ということですね。
でも純金の茶碗で食べて見たいものですねえ・・・(笑)
写真は子どもカレーです。