みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
先日の朝に、若い鳩が駐車場にいました。
若い鳩は体の色も薄く、羽根はうっすらオレンジ色が入っています。
写真の鳩は「キジバト」ですね。
まだ小さめで、この時期になると毎年よく見かけるので、すぐにわかります。
「つがい」で見かけることがありますね。
鳴き声を聞くこともよくあります。
日本人は「鳩」を見ても「食べる」ということには結びつかないと思います。
「鳩」は日本ではあまり馴染みのない食材です。
最近では「ジビエ」として少しばかりですが「鳩肉」の認知も上がりましたが、食べることはほとんどないと思います。
高級フレンチに行くとメニューにあったりしますね。
フランスでは馴染みのある食材で、野生の物であったり、飼育された物であったりを食べる習慣があります。
スーパーにも売られています。
また、中近東や中国でも、よく食べられている食材です。
香港出身の「アグネス・チャン」さんの面白い話があります。
初めて日本に来たときに、東京の日比谷公園にいた鳩を見て、
「丸々太って美味しそう!何で食べないの?」
と言ったそうです。
香港にいたときは鳩をよく食べていて、馴染みのある食材なんだったそうで、こんなにたくさん鳩がいるのに日本人は何で食べないのか不思議に思ったそうです。
それくらい日常にある食材だったんですね。
そんな日本では輸入された「鳩」しか食べることしかできませんでした。
しかし最近になって食用鳩の飼育をはじめたところがあります。
その鳩を使った、日本で唯一の「鳩肉専門店」も出来ているようです。
ちなみに日本で最もポピュラーな鳩は「カワラバト(ドバト)」です。
しかしこの鳩は日本の在来種ではなく、ヨーロッパや中央アジア、北アフリカが原産なんです。
もちろん食べることは出来ませんよ!(笑)
どこにいるかわかりますか?見つけてくださいね!