みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
枇杷(ビワ)の季節ですね。
枇杷の木に付いた緑の実がオレンジ色に色付いてきています。
そして今年初めて枇杷を食べました。
親戚からもらったものですが、冷やして食べたら止まらなくなりました!(笑)
ほんのり甘くて瑞々しく、すごく美味しかったです。
さっぱりとした甘さなので、いつの間にか止まらず食べていました・・・(笑)
梨のような味とも思いますが、独特の味ですね。
ただ、食べた後は指がアクで汚れてしまいますが、まあそれもまた良し・・・かな。(レモンなどの柑橘系のもので落とすことができます)
ところで、果物の「枇杷」と同じ言葉で、楽器の「琵琶」がありますね。
「この2つは何か関係があるのかな?」
と思ったら、やはりありました!
この2つ、古いのはどちらか?
普通に考えたら、果物の「枇杷」の方が古いかと思いきや、実は楽器の「琵琶」の方が古いんです!
ということから、2つのうち最初にできた漢字は楽器の「琵琶」です。
漢字の上に「琴」があり、弾く音から漢字ができました。
押すときは「ビイン」という音から「琵」。
手前に引く「バアン」という音から「琶」という漢字が当てられました。
その楽器に似た形をした果実ということで、木編が付いて「枇杷」という漢字ができました。
「枇杷」はバラ科ビワ族に属する果実で、原産は中国南部とされています。
「枇杷」の栽培記録は古く、中国ではすでに2000年前には栽培の記録があるそうです。
ということは、楽器の「琵琶」はもっと古くからあるということになりますね。
枇杷は出回る期間も短く、値段も安くはありません。
そんな中でも良いものは値段も驚くほど高いですね!