みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
欲しい鍋の1つに「中華鍋」があります。
便利なので、昔から欲しいと思いつつ、なかなか手に入れられていないのが現状です。
揚げ物、焼き物、煮物、蒸し物、何でもできる万能鍋です。
中華料理のすごいところのひとつです。
一皿を仕上げるのに、いくつもの鍋を使うフレンチからすると、1つの鍋で完結してしまう中華料理には驚きと憧れがあります。
まかない料理でも、中華をつくることが多かったので、中華鍋はずっと欲しいと思っていました。
その中華鍋について、みなさんも気づいているとことがあると思います。
「長い取っ手が付いてる片手鍋と、両手に持ち手の付いた両手鍋があるなあ」
と思っていませんか?
持ち手が1つの片手鍋は「北京鍋」とも呼ばれています。
片手で持って調理するので、少ない量の調理に向いています。
鍋底のカーブが深いので、炒め物や焼き飯などの料理に向いています。
両手に持ち手の付いたものは「広東鍋」「上海鍋」と呼ばれることもあります。
この中華鍋は丸みの深い北京鍋より調理面積が広くなるため、食材にムラなく均一に火が入ります。
蒸し料理や揚げ物にも適しています。
どちらかというと扱いやすいのは「北京鍋」の方だと思います。
しかしながら、どちらもそれなりに重いので、家庭のコンロで鍋振りをすると手首を痛める可能性もあるので注意してください。
特に両手に持ち手の付いているタイプは、鍋振りをするのもコツがあるので取り扱いは少し難しいかもしれません。
このタイプの鍋の扱いは、五徳を上手く利用して扱っているので、テレビなので注意して見てくださいね。
ただし「鉄製」なので、錆びに注意です!