みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
先日、ホテル時代にお世話になった方からトウモロコシが届きました。
立派なトウモロコシです。
すぐに茹でて食べましたが、めちゃくちゃ甘い!!
スタッフ「K」もムシャムシャと止まらずに食べていました・・・(笑)
ところで、みなさんもよく見かける表示に
「朝採れトウモロコシ」
というものがありませんか?
「朝採れとはどういうことなのか?」
「何が良いのか?」
実はトウモロコシは朝収穫されています。
「当たり前でしょ!野菜の収穫って朝するんでしょ!」
なんて言われそうですが、朝といっても「太陽が昇る前」のことになります。
日光が当たる前です。
トウモロコシは植物なので太陽の光を浴びると光合成をします。
しかも光合成の能力が非常に優れています。
そして光合成をするために自身の中に蓄えていたエネルギー(=糖分)を使います。
要するに太陽の光を浴びるとトウモロコシ自身の糖分が減少していくということです。
そして今度は夜になると昼の間の光合成で得たエネルギーを糖分に変えて蓄えます。
つまり、朝早くのまだ日光の当たっていない時のトウモロコシが一番甘くて美味しいということになります。
また、トウモロコシは収穫したらなるべく早く食べる方が美味しく食べられます。
ちなみに「トウモロコシ」は16世紀にポルトガル人によって日本に伝えられました。
「トウモロコシ」という名前は、それよりずっと以前に中国から伝えられていた「もろこし」という植物に似ていたので、唐(=舶来という意味)の「もろこし」ということから「トウモロコシ」と呼ばれるようになったそうです。
トウモロコシの簡単な美味しい食べ方は、やはり「茹でトウモロコシ」ですね。
あまり茹で過ぎないようにしてくださいね。
僕はまだシャキシャキするくらいの状態でお湯から上げていますよ。
約1分くらいです。
試してみてくださいね。