みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
夏を代表する花といえば「ひまわり」があげられますね。
それから、ハム太郎も大好き「ひまわりの種」も、おつまみだったり、お菓子や料理、パンにも使われたりしていますね。
また、大リーグのベンチでは、皆が「ひまわりの種」を食べています・・・
なぜそんなに人気なのか?・・・
その理由は、なんと単なる「暇つぶし」といわれています!
そのひまわりの種から取れるのが「ひまわり油」です。
日本では「なたね」「トウモロコシ」「大豆」「ベニバナ」などを原料とするサラダ油が一般的ですね。
その中でもひまわり油はあまり馴染みがないかもしれませんね。
しかし、欧米では一般的でな油です。
世界の植物油の生産量2億13百万トン(2021/2022度見通し)のうち、パーム(アブラヤシ)油が36%と最も多く、次いで大豆油が28%、なたね油が13%、そしてこれらに次ぐのがひまわり油で10%もの割合を占めます。
生産量が多い国は、ウクライナで31%、ロシア28%と現在、紛争下にある両国が全世界のひまわり油生産量の6割近くを占めています。
しかしながら、現在のような状況下では、ウクライナのひまわり油の生産量は減少していることでしょう・・・
残念です・・・
ひまわり油の特徴は、風味が少ないことです。
無味無臭と言われるほど、味や香りがほとんどありません。
そのために、料理の風味を邪魔せず、色々な料理に使いやすい油です。
ひまわり油に含まれるオレイン酸は、善玉コレステロールを減らさずに悪玉コレステロールを減らす効果があります。
コレステロールの低下は、動脈硬化や血圧上昇の予防が気体できます。
同じくリノール酸は、心臓病の予防につながる効果が期待される成分です。
現在は、色々な種類の健康に良いと言われる植物油がありますね。
しかしながら、油は油です。
取り過ぎには注意してくださいね。