みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
畑の横に田畑用の用水路があります。
田植えの時期の頃から水が流れています。
田畑にとっては、まさしく「命の水」です。
令和4年5月、明治用水頭首工において漏水事故が発生しました。
当時は水が流れて来ないことで、農作物が危機的状況になりました。
現在は、自然取水により必要量を取水しつつ、頭首工の機能回復に向けた復旧に取り組んでいます。
その用水路で水を汲もうとしたら、何かが動いたように見えました。
小さなカエルはたくさんいるので、カエルかな?と思ったら、そこにいたのは、なんと!「カニ」!!
「え?!何でカニがいるの?」
他にも、小魚やドジョウもいました。
魚がいることにも驚きましたが、まあわかります。
しかし、カニには本当に驚きました!!
「一体どこから?・・・それとも前からいたのか?・・・」
5〜6センチくらいの物もいれば、15センチ近くあるような大きなカニもいました。
とても注意深く、足音に気づくと近くの穴に逃げ込んでしまいます。
調べてみると、このカニは、どうやら「モズクガニ」らしいことがわかりました。
海か海に近い河口で産卵し、孵化した幼生が稚ガニとなり、川をさかのぼって上流に上がり、そこで成長するそうです。
なので、どこからどうやって来たのかは謎ですが・・・
僕が近づくと、
「え!こんなところに穴があったの?!」
というような穴の中に隠れます。
近づいて、しばらくじっとして待っていると、そろそろと穴から出てきて姿を見せたりします。
そんなことをしていたら、小学生の頃を思い出しました。
大人になっても、川の生き物を眺めているだけで楽しいのは変わりませんね・・・
なかなか外で遊ぶことのない現代では、そういったことが贅沢な時間かもしれませんね。
上が「カニ」、下が「ドジョウ」です。