みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
先日の10月5日(土曜日)・6日(日曜日)に高浜おまんと祭りが春日神社(大山緑地)境内にて開催されました。
ここ数年、三重県の多度町の多度大社で行われる「上げ馬神事」同様に注目されています。
「上げ馬神事」は、若者が馬に乗って急な坂を駆け上がり、頂上にある壁を乗り越えるというものです。
昨年5月、4年ぶりに行われた神事で馬一頭が骨折。
殺処分の対応が取られたことなどをきっかけに、
「動物虐待ではないか」
という声がSNSを中心に広がり、炎上しました。
この「上げ馬神事」は680年以上前から行われている神事で、壁を乗り越えた回数で農作物の作柄などを占うものです。
同じ「馬」を扱うお祭りですが、おまんと祭りも昨年、「馬を蹴った」動画がSNSの動画サイトで話題となり批判を受けました。
僕自身もあのように馬を蹴るような行為は見たことがなく、おまんとに参加する人たちにとっても大切な「馬」なので、そうした行為はするはずが無いと思っています。
その後にあった僕の地域のお祭りでも「駆け馬」があり、細心の注意を払い行われました。
確かに僕が小学生の頃は、その辺に落ちている草などで走っている馬を叩いていたりしました・・・
しかし近年はそうしたことも禁止となっています。
おまんと祭りも200年以上前から伝わる「雨乞い」の神事を起源にもつものです。
今年は駆け馬参加者には、馬を蹴らないなどの誓約書を書いてもらったようです。
昨年のような行為はなく、無事に終わったようです。
どちらのお祭りも時代の流れに沿った変化をしていかなければならないようです。
今年は前夜の雨などで、かなり足元が悪い状態でありました。
用事の合間に、お店から歩いて大山緑地まで行きました。
終わりに近い時間ではありましたが駆け馬を見ることができました。
高浜市中の小中学生がいるんじゃないか!?(言い過ぎです・・・)と思うくらい若者がたくさんいました!!
いいことですね。
コロナ禍を思うと、本当にたくさんの人がいて、
「お祭りはこうじゃないとねえ」
なんて思いました。
そして、無事に終わることが何よりですね。