みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
10月13日(日曜日)に地元のお祭りがありました。
高浜市吉浜地区の下(しも)地区にあたる神明社のお祭りは、「東」「西」「南」「北」「中」と五つの組に分かれ、それぞれの地区の準備とともに、持ち回りで「神馬(しんば)」の担当となります。
その中で僕は西組の一員としてお祭りに参加しました。
お祭りのために色々と準備をしていく中で、僕自身は馬場作りくらいしか参加できていませんが・・・
高浜のお祭りといえば「おまんと」(駆け馬)ですね。
先日行われた春日神社に比べると、規模は小さいですが行われます。
お祭り当日の朝は、馬と共に町内会の各家を回ります。
早朝から馬につけた鈴の音と蹄の音が町内に響きます。
その後、皆が公園に集まり、そこから神社までお菓子やお神酒などを配りながら練り歩いていきます。
境内では、「駆け馬」「射放弓」「巫女神楽」「チャラボコ太鼓」などが行われます。
中でも、この吉浜地区でしか行われない、約360年前から続く「射放弓(しゃほうきゅう)」があります。
かつては地域の安泰と災いが降りかからないようにと願い行われていました。
この射放弓の矢を放つ「お弓役」と呼ばれる射手は、地元に住む20歳以下の男性から選ばれます。
その年の豊作に感謝するとともに来年の豊作を願う意味を込めて、矢を「日の出」と「日の入り」の方向に放ちます。
一本の矢を放つまでにおよそ40分ほどの時間をかけます。
長時間にわたる立ち膝とゆっくりとした動作は体に大きな負担がかかります。
「能」や「太極拳」と同じく、ゆっくりした動きは見た目以上に非常に疲れます・・・
しかも当日は暑かった!!
当日は天候にも恵まれ
、日の出前の暗いうちから、日の入りの暗くなるまで、お祭りに携わる地元の多くの人たちのおかげで無事に終えることが出来ました。
1年は早く、また来年のお祭りがすぐきます・・・(笑)
みなさんお疲れさまでした。