高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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紅葉といえば「もみじ」を連想しますが・・・

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

もう「紅葉」の季節ですが、今年は暖かい日が長く続き、紅葉が遅れているということを聞きます。

 

また、中には紅葉せずに散ってしまうものもあるということもニュースで取り上げられていました。

 

山間部はすでに始まっているところもありますが、市街地はまだまだですね。

 

そんな「紅葉」といって思い浮かべるのは「もみじ」ではないでしょうか。

 

もみじを漢字で書くと紅葉ですからね。

 

紅葉=もみじというのもわかりますね。

 

そして「もみじ」といって思い浮かべるものの一つに「もみじ饅頭」があると思います。

 

もみじ饅頭はいまや広島の名物を代表するお菓子ですね。

 

知らない人はいないと言っても過言ではないでしょう。

 

安芸の宮島の銘菓として全国的に知られています。

 

このもみじ饅頭が誕生した経緯には、2つのエピソードがあるようで、一つはあの有名な人物も絡んでいるようです。

 

その人物というのが、懐かしの千円札の肖像画になっていた、初代内閣総理大臣の伊藤博文なんです。

 

伊藤博文が宮島を訪れた際に、そこの茶屋の娘の手を見て、紅葉の形をした菓子を焼くといいだろうと提案したという説があります。

 

女性の手を見てそうアドバイスをするとは、いまどきであればセクハラ案件のもなりかねませんね!!

 

話は少しそれますが、この伊藤博文が生まれたのは10月16日で、場所は山口県光市です。

 

そして最後は、中華人民共和国・ハルピンにて10月26日に暗殺されました。

 

ちょうど真ん中の日ですね・・・

 

そんなときに話題にするとは・・・

 

それはさておき、もう1つは明治39年に、「岩惣」という紅葉谷公園内にある旅館で、和菓子職人の高津常助が紅葉型の菓子の製造を注文されたことがはじまりという説もあります。

 

もみじ饅頭が有名になったのもあることがきっかけといわれています。

 

それは昭和50年に山陽新幹線が開通したことが理由の一つとしてあげられます。

 

また、1980年代の漫才ブームの中、当時の漫才コンビ「B&B」のネタに「もみじ饅頭ぅ〜」ともみじの形を両手で描くものがありました。(僕と同世代以上の方ならご存知でしょう)

 

そのおかげで一気に知名度が全国レベルとなったと言われています。

 

もみじの葉の形の饅頭の中には、漉しあんはもとより、いまではチーズ、カスタード、チョコレートなど数多くのバリエーションがあります。

 

春の桜と同じく「花より団子」、「もみじより饅頭」ですね・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

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